前回はオフショア開発のメリット、デメリット、ブリッジSEなどについてお話ししました。今回はアイジェントが提供するオフショア開発についてお話ししたいと思います。

・最大のボトルネック ブリッジSE

ブリッジSEのスキルによってオフショア開発の成否が決まるといっても過言ではないと前回お伝えしましたが、やはりオフショア開発では言語の壁が大きく立ちはだかっています。最近ではニアショアという、沖縄など東京、大阪といった大都市よりは労働単価が安い場所で開発センターを運営するケースも多くみられます。何より、言語の壁がなく、大都市と比較すると若干リーズナブルに開発を委託することができるメリットがあります。
アイジェントではこの言語の壁をどのように考えているかお伝えします。

・上流工程は日本

上流工程はシステム開発において最も重要なフェーズです。特に要件定義、基本設計ではface to faceで打ち合わせを行い、文書や言葉で表すことができない、“感覚”も重要だとアイジェントは考えます。そのために、アイジェントでは日本本社、北京支社、ハルビン支社の3拠点で業務を行なっています。
 主な業務分掌として

日本本社 上流工程のすべてを日本で行います。品質、納品後のギャップを考えると、face to faceでの打ち合わせは必須と考えており、緊急時の対応など運用支援でも安心してご依頼いただくためにオフショア開発を意識させないことが重要と考えています。日本では定住している代表の曲を中心に、そのほか日本人スタッフで対応します。
北京支社 北京支社では先進的な技術開発や日本のサポートを行っています。すでに北京や上海では人件費は以前に比べかなり高騰しています。一方でAIなどの最新技術では日本より進んでいる部分もあり、先進技術開発センターの役割を担っています。
ハルビン支社 代表曲の出身地で、主にコーディングを行う部隊が在籍しています。北京と比べるとまだまだ人件費も安いメリットがあります。また、ハルビン師範大学と産学連携を行っており、数十人規模の開発スタッフが必要な大規模案件の対応も可能です。

・日本クオリティをリーズナブルに提供


オフショア開発、中国での開発のイメージは安かろう、悪かろうのイメージが一般的であることは否めません。アイジェントでは日本で求められる品質のクオリティをリーズナブルに提供し、企業の発展に貢献したいと考えています。ISO20000を中国支社で取得していることも、国際的な基準を適用させ、よりよいサービスを提供したいと考えているからに他なりません。
もちろん、大規模な開発だけではなく、数万円の小規模開発でまずは試してみたいというご要望も大歓迎です。ちょっと便利になるExcelのマクロ構築や社内ですでに導入しているパッケージソフトの構築、数台のコンピュータのキッティングなど、お困りことがあればなんでもご相談ください。